京都 花いっぱいフェスティバル
『タケカワユキヒデ スペシャルライブ』


日 時:  平成15年5月25日(日) 16:00〜
場 所:  京都駅ビル 南広場



今月二回目のタケさんのイベント・ライブ。 早くから予定が分かっていたので、勤務シフトを出す時にしっかり休みを入れておいた。(^_^)v
とはいえ別件で外せない用事があって、どう頑張っても13時頃にしか行けない。 ま、それはそれで仕方ないか。
天候は薄曇りな感じではあるけど、それほど悪くはないようだ。 しかし天気予報では下り坂とのことなので一応傘は持って行こう。
気温も暑くもなく寒くもない。 半袖Tシャツ1枚だけど、まぁいいかぁ。 遠くから来る友人には、「もし寒かったらいけないので、
何か1枚上に着れるものを持っていった方がいいかも」とは言っていたのだが…。 とはいえそんなに寒いこともないだろうし、
少々の寒さぐらい我慢すればいいか。 もう5月も下旬だしね〜。
……と、この時点で、私はすっかり大事な事を忘れ、判断ミスをしたのである。 これが後で散財の元になろうとは気づかずに。

午前中の用事を済ませ、京都駅に向かうべくJRに乗る。 途中、先に現地に到着している遠来の友人から携帯にメールが届いた。
会場が当初予定の室町小路広場から南広場に変更になったようだ。 そうかぁ、雨が降りそうなのかな。
大阪駅を過ぎ、電車が京都に近づくにつれ雲の色が暗色を帯びてきた。 心なしか寒くなってきたような…。 冷房入れてるのかなぁ?
そして13時ちょうど、電車はJR京都駅に到着した。

電車を降りて改札を出てみると、少し肌寒い。 でも我慢出来ないほどではない。 ともかく会場に急ごう。
案内板を見ながらエスカレーターで上がり、南広場へ向かう。 高い位置にあるせいか風が強く吹いている。 ひ〜、髪がバサバサに〜。
整理券は発行されないらしく、すでに15〜20人ほどの人が並んでいた。 ここで16時まで待たないといけないのかと思いつつ、その後ろに並ぶ。
風は相変わらず横からビュービューと吹きつけてくる。 …さ、さ、寒〜い! 寒すぎる!(^^;; 何なんだ、この異常な寒さはっ!
風が吹くたび、ぞぞぞ〜っ!と鳥肌が立つんだよぉ。(^-^; この時期にこの寒さ、信じられない。
一緒にいた友人としばらく雑談をしていたけれど、あまりの寒さに我慢出来ず、「…上に着る物、か、買ってくる〜!(~_~; 」と
あたふたと地下の方へ降りていった。 しかし時期が時期なだけに、長袖の服はそんなに置いていない。
いろんなお店を覗いてみた末、黒のやや厚めの生地の上着 9800円を購入。 3000円程度の薄手の長袖シャツでもいいんじゃないかと
悩んでいたのだけど、それでは先程の寒さには耐えられないだろうと思ったので、結局その上着を買うことにした。
とほほ。予定外の出費である。

買ったその場で上着を着て会場の方に戻ると、ステージではすでにリハーサルが始まっていた。
ステージの上には真ん中にタケさん、そして両サイドにはT's Companyの二人。 バックはギター、キーボードの二人だった。
ちょうど前回WTCの時に初めて聴いた「風を感じて(牧歌の里テーマソング)」を唄っていた。
正面の良く見える場所だったのでそこで観ていたいな〜という気持ちも起きたのだけど、並んで待ってくれている友達のところに
すぐに戻らないと!と思い直し、列に戻った。 うわ、ここは柱でまったく見えんな。 少々動いたところで見えそうにもない。(^_^; 
観るのは諦めて音だけを聴いていた。

リハーサルが終わると、スタッフの人に誘導されて客席の方へ進むことが出来た。 前10列ほどは地面に細長いカーペットのような敷物が
置いてあって、その後ろに椅子席が並べてあった。 自分達の順番の時にはまだ十分カーペット席の前の方に行けたのだけど、
あえて椅子席を選ぶ。 「アカン。地べたは冷える。お尻が痛くなる。」(^_^;; 守りに入る○十代後半であった。(爆)

席を確保してから一時間ほど後に開演。 この頃には客席用に仕切られた枠の外にもお客さんが集まってきていた。
私は一番端の枠のそばの席に座っていたんだけれど、外からステージを見ようと身を乗り出してくるお客さんにグイグイ押され、
とても窮屈な状態で観るハメになってしまった。(^_^; 枠と席の間の空間はもっとあったはずなのに、押されてほとんどなくなっていた。
でも外のお客さんの観たい気持ちも分かるので、ここはぐっと我慢する。 なまち、エライ!(笑)

16時になったのですぐライブが始まるのかと思いきや、司会のお姉さんが出てきて今回のイベントのことやこれから開催される予定の
イベントなどについて10分ほど延々とおしゃべりする。 なんだか話を聞いているだけで疲れてきちゃったよ〜。(苦笑)
そしてやっと、タケさん、T's Companyがステージに登場。

   1. 風を感じて(牧歌の里テーマソング)

まさに思いっきり風を感じながらのライブ鑑賞である。 愛ちゃんはともかく、基ちゃんは白のノースリーブ。 うわぁぁ、寒そ〜!(>_<)
1曲目の後にさっそくメンバー紹介。 T's Company、ギターの土屋さん、キーボードの和田さんと紹介していく。
基ちゃんは高校2年生に、愛ちゃんは中学3年生になったんだとか。わ〜、大きくなったなぁ、と改めて思っちゃう。
「Happy Birthday」を出した頃とか赤ちゃん関係の本の表紙を飾った写真が頭に浮かんできましたです。
土屋さんは、「予感」の頃よくステージでお見かけしていました。(^_^) その後もたまにサポートで参加されてますね。
しかし、WTCの時もそうだったけど、今回もこの曲の説明が全然なかったわねぇ。(笑)

   2. Monkey Magic

   3. 希望(ゆめ)のまち

「新しい街の歌を作りました」という説明で、さいたま市のことには触れず。
唄う前のエールをやらなかったからねぇ。 エールをする場合はサイタマ…いやいや、さいたま市の話が出るんだろうけど。
まぁ、一つの都市のための歌という印象を強くするよりも、抽象的にした方がこれから先いろんな場所で唄うにはいいかもね。
京都だからエールにしにくいということはないと思うけど、二文字とか一文字の都市はさすがに唄いにくいだろうなぁ。(笑)
「津」とかどうするよ?(笑)

   4. You've got a friend

「キャロル・キング、ジェームス・テイラーとか知ってます?」とタケさんが客席に聞くと、会場の何人かが拍手で応える。
「こういう場合は、知らなくてもいいから拍手をする!(笑) その方が盛り上がります。(^◇^)」 おいおい。(笑)
1番を愛ちゃんが唄い、タケさんはコーラスと2番目でちょこっと。
この歌はずいぶん前に、ラジオ番組(KISS-FM)でサザンの大森さんと一緒に唄っているのを聴いたことがあるんだけど、
私的にはそちらの印象の方が強い。 その後もちゃんとオリジナルを聴いたことがなくて、「You've got a friend」と聞くとついつい
大森さんとタケさんの歌が頭に浮かぶのである。 テープ探してまた聴いてみようっと♪

   5. Your song

「エルトン・ジョン知っている人!」 今度はお客さんも心得たものでたくさんの拍手が。(笑)
こちらはほとんど基ちゃんが唄う。 タケさんはコーラスのみ。
この曲も私の中ではエルトン・ジョンよりタケさんの歌なのである。(笑)←だから声フェチと言われる(爆)
90年頃の、まだアルバム「予感」を出す前かな。 自分が影響を受けた歌ということで、タケさんがコンサートの中でいろんな人の歌を
唄っていたことがあるんだけど、この曲もその時からエルトン・ジョンよりもタケさんになってしまった。(笑)
他にもそういう曲は結構あって、タケさんが唄っているのを聴くと脳内スイッチが入るらしく(笑)、オリジナルの歌にタケさんの声で
上書きされてしまうのである。 ん〜と、そこの人、「…アブナイやつ」などと思わないよーにっ!(笑)

   6. Yesterday

「やっと私の番が…(笑)」などと言ってましたが、こらこら、何言うとんねん。 今日は『タケカワユキヒデ スペシャルライブ』やないか。
目一杯唄いまくったらええねん! 私はそれ観に、聴きに来たんやて!!
……はぁはぁ、失礼。書いているうちにちょっと興奮してきました。(爆)
話を元に戻そう。 NHK-BSの「BSポップス・コレクション」という番組で、野口五郎さん、松崎しげるさんと三人で
ビートルズ・バンドをやるという話をしていました。 野口さん、松崎さんがギターで、タケさんはベース担当。
「松崎しげるさんって結構わがままで変な人なんだよ〜(笑)」と面白く語っていました。 6月か7月に放送されると言ってましたが、
まずは7月26日放送の「ザ・ピーナッツ特集」でホリーズの「バス・ストップ」、ニール・セダカの「雨に微笑みを」を唄うようです。
となるとビートルズ・バンドは8月30日放送分かしらねぇ?

   7. Keep on loving you

昨年「銀河鉄道999 プラネタリウム版」で音楽を担当した話をして、そのうちの1曲ということで。

   8. Bawa Bata (ビューティフル・ネーム タガログ語)

   9. ビューティフル・ネーム

今度は本物の方を、ってことで。 そして恒例の会場を分けての歌合戦。
この歌合戦の時のタケさんの盛り上げ方はさすがだなぁ〜と毎回思いますです。(^_^)

  10. 銀河鉄道999

最後にこの曲が来るとやはり盛り上がりますね。(^o^) 客席の手拍子が楽しげに聞こえます。

   en. ガンダーラ

「銀河鉄道999」が終わって一旦ステージを去った後、アンコールの手拍子に応えてタケさんはすぐにステージに登場。
続いて愛ちゃん、そしてしばらく時間をおいて基ちゃんが出てきた。 …基ちゃん、何だか調子が悪そう。
う〜ん、この寒さにノースリーブだもんなぁ。 芯から体冷えるよね。(^^;
タケさんが気遣って自分の上着を貸そうとしていたけど、「要らない」と断る基ちゃん。
見た目を気にしたのかしらん? 無理しないで着ればいいのに〜、と老婆心ながら思った私でした。
体調が悪そうだった基ちゃんもコーラスを唄いきり、本日のライブは以上を持ちまして終了。

遠来の友人は新幹線で日帰りなので、あと二時間もないけどせめて食事だけでも…ということですぐ近くの店に入る。
食事をしながら本日の総括。(笑) 「今日は寒かったねぇ。雨は降らなかったけど…。」と話しているうちに気づいた。
そうだよ、忘れていた。 タケカワ氏は雨だけでなく、寒波も呼ぶんだった〜。(>_<) 寒波だけではない。台風もある。
雨男というより、嵐を呼ぶ男、異常気象を呼ぶ男ではなかったか。
思い返せば似たようなことはあった。 93年の4月29日、仙台で行われたイベント・ライブを観に行ったのだが、この日は朝から小雨だった。
午前中に雨は止んだのだけれど、少しずつ冷えてきていた。 ライブは滞りなく終了。 しかしタケさんのある言葉がいつまでも耳に残った。
「このままでは、みんな凍え死んでしまうぞっ!(笑)」 それほど寒かったのである。
その日の晩は仙台のホテルに泊まり、翌朝カーテンを開けてみると……。 ……雪だ。 もう5月になろうかというこの時期に雪!
「さすが仙台、東北はやはり寒いんだね〜」などと言っていたら、こんな事は今までになかったよ!と仙台在住の友人に力説されてしまった。
単なる偶然とも思うが、偶然も何度か重なればもう必然である。 今回も、また一つ思い出に残る話のネタとなった。

友人が新幹線で帰るのを見送った後、もう一人の友人と京都駅すぐ近くのカラオケ屋へ行く。
いきなりZONEの「TRUE BLUE」を唄い、自爆する。(笑) しまった、もう少し後にすれば良かった。
気を取り直し、森山直太郎の「さくら」、平井堅の「Life is ...」などを唄う。 やはり女の人の歌より男の人の歌の方が唄いやすいな〜。
しかしどの曲も職場の有線で聴いているだけなので、アヤシイところだらけ。(笑)
一通り新しい曲で玉砕した後、アニソンへ移行。 ミッキー氏作曲の、うる星やつらのED「Everyday」など、その他数曲を唄う。
中でも、劇場版「伝説巨人イデオン」の歌「セーリング・フライ」が唄えたのは嬉しかった! 何年ぶりだろうか。(^◇^)
そんなこんなで、「風いっぱいフェスティバル(違)」の、楽しい京都の一日を終えたのでありました。